patagonia FALL WINTER 2024

2024秋冬の新作発表会が、7月下旬に東京の青山で開催された。

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今回のテーマは「Wash→heat→repeat」。洗って、加熱(乾燥)して、繰り返すという意味だが、レインウエアなどのウエア類をしっかりとメンテナンスし、長く愛用しようという、いかにも同社らしいコンセプトで、レスポンシブル・カンパニーとしての方向性をより具体的に明示した形だ。

気になるフィッシングのカテゴリーでは、「生涯にわたる野生とのつながり」というキャッチフレーズのもと、メンズ、ウィメンズ合わせて5つのウエアがニューラインナップ。なかでもとくに注目したいのは、解禁直後などの寒冷期にミッドウエアとして着用したい『メンズ・R2テックフェイス・プルオーバー』『メンズ・R2・テックフェイス・パンツ』。内側に暖かいグリッドフリースを使用し、耐摩耗性に優れたオーバレイと、今徐々に問題となっているの有機フッ素化合物を含まないPFASフリーの撥水コーティングが特徴だ。サイズはXS~XL、カラーは2色。定価は¥27,500(税込)。

M's R2TechFace Pullover
M’s R2TechFace Pullover

また、釣り人的にとてもうれしいのは『メンズR2テックフェイスパンツ』に、新たにフロントジッパーが設けられたこと。昨今のウェーダーは耐水性の高いフロントジッパー付きのモデルが人気だが、アンダーウエアでフロントジッパーのついたものが少なく、ストレスのもとになっていた。来春の解禁釣行の強い味方になってくれそうだ。サイズはXS~XL、カラーは2色。定価は¥23,100(税込)。

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そしてもう一つ。展示会で話題となっていたのが、『メンズ・リバー・ランブラー・ハイブリッド・サン・フーディー』。このウエアは日差しの強い今の時期にピッタリな40+のUVサンプロテクションを備えた機能型シャツ。速乾性、通気性、伸縮性に優れている他、重さ318gと軽量でまさに「リバーランブラー(川の散策者)」という名前がふさわしい逸品。取り外し可能なフード、裾の前側に縫い付けられたレンズクリーナーなど、細部にいたるまで機能が充実している。サイズはXS~XL、カラーは3色。定価は¥17,600(税込)。

フィッシング以外では、アルパインのカテゴリーで発表された『M’s M10 アノラック』など、フィッシングでも使用したい製品も数多くあったので、気になる方は同社のホームページをチェックしてみるとよいだろう。

今回新製品の説明をしてくれたカテゴリーの桑原さん。
今回新製品の説明をしてくれたカテゴリーの桑原さん。

パタゴニア

https://www.patagonia.jp

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